第2回　ぺルゴラミネートフロアとLVTフロアの違いとは？

はい。そんなに難しいことではないのですが、いくつかのポイントを押さえておくと、床材選びがしやすくなると思います。

まず、大きな違いとしては、 ラミネートフロアの厚みは8mm、LVTフロアは4.5mmということです。

これが選定の際の重要な基準の一つになります。

下の図が厚み８㎜のぺルゴラミネートフロアの断面です。

そしてこちらが厚み4.5㎜のぺルゴLVTフロアの断面です。

そうです。特にリフォーム物件の場合 、既存床への上張りをする際には特に重要になります。

実際に、新築ではラミネートフロアの採用が多く、リフォーム、特に上張りの場合にはLVTフロアを採用するお客様が多いです。

厚みの問題をクリアできる場合は基本的にラミネートフロアを採用いただくケースが多いです。 耐久性のみを考えるとLVTフロアよりも強度が高く、カラーバリエーションも多いためお客様に喜ばれるんです。

一方で、既設床暖房に上張りをする場合など、熱効率を考えると薄いほうが良い場合や、水回りに採用する場合には、LVTフロアがおすすめです。ざっくりとですが、使い分けはこんなイメージでしょうか。

デザインについては実際に見ていただくとわかりやすいですね。

まずこちらがぺルゴラミネートフロアのセンセーションという最高級グレードです。プレミアムマットエンボスという本物の質感と肌触りを追求したデザインです。

つぎに紹介するのが、ラミネートフロア　クラシックプランクのレジスターエンボスです。最新の加工技術で、節や木目の流れるような凹凸感を忠実に再現しています。

どれも本物の木目のような美しさなんです。ぜひ実物を見てほしいと思います。

そしてラミネートフロアの最後はクラシックプランクのノーマルエンボスです。こちらは昨年、日本限定色3色が加わりラインナップが増えました。

そうなんです。厚みが問題なければ、ラミネートフロアはバリエーションが多いので、お客様に最適な色柄を見つけやすいと思います。

続いて、ぺルゴLVTフロアのデザインも見てみましょう。

LVTフロアは、クラシックプランク5柄と、タイル3柄のラインナップです。

LVTフロアはラミネートに比べると、8柄と種類は少ないですが、ラミネートフロアにはないタイル柄が人気です。

ヒロコさんのいうとおりです。その際は、ぜひ北洲まで、お気軽にお問い合わせください！

今回はラミネートフロアとLVTフロアのおおまかな違いと選定方法についてお話しました。

次回からは、物件用途別により詳細な内容を解説させていただきます。お楽しみに！